実際に起きた事件
高校生がビバリーヒルズのスター邸に忍び込み金品を盗んで〜、捕まって〜、といったモノ
正直この題材で作品を作るのはなかなか難しかったろうと思った。
まず感情移入するのは非常に困難
作品に入れずにずっと傍観者のまま終わっちゃったというのが第一印象。
まず、主人公たちのキャラが濃いようで薄い
ボンボンたちの若気の至り
というのが本質的なところにあると思うのだが、それを描くにはもっと彼らの内の部分が知りたかった。
なぜそんな事件を起こしたのか
その問いに対して納得する答えは難しいが
何かもう少しパーソナルな部分に焦点を当てて描いて欲しかった。
そうしたらもう少しは作品に感情移入できたのかも。少し退屈だった。
彼らの映るアングルに、バチバチセンスのある音楽🎵
これはさすが洒落者コッポラだなと感じた。
また、彼らが忍び込んだ豪邸を
遠めのアングルからしばらく映し出すシーンがある。
ここに関してはとても良かった！
彼らを客観的に
真の強盗ではないぞ、、
おバカな若者のおバカ事
といった感じでその部分の線引きというか差別化を見せているような気がした。
もう少し主人公を絞っても良かったかも、、
人物の描きはやっぱり中途半端な感じがした。
