圧倒的虚無感。
なんというか、ソフィアコッポラの良さって、細やかな心の揺れ動きをその抜群のセンスをもって映像なり音楽なりでめちゃくちゃ素敵にさせるんだと思うけど、これはなんか全てが微妙。
話自体もふーん、という感じで、いやそれこそしっかり考えればもっと深く理解できるのかもしれないけれど、彼女のセンスがあれば話はイマイチでも目と耳で楽しめるもんなんだけど、ダメだった!
こりゃだめでしたわ!
何がって、盗みを働く子たちが妙に垢抜けなくてイモくさいんだもの。
なんなんあれ。
わざとよね。
ということで、断然「ロストイントランスレーション」「サムウェア」がいいです。