Mami

ベルリンファイルのMamiのネタバレレビュー・内容・結末

ベルリンファイル(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「八月のクリスマス」「シュリ」以来久しぶりに見るハン・ソッキュは身のこなしが軽い感じなのが意外だった。ハ・ジョンウが「ボーン・アイデンティティー」みたいなアクションをたっぷり見せてくれるのだが、特にアパートの一室で繰り広げられる身近にあるいろんなものを使って戦うシーンが面白い。とにかくアクションシーンが面白く、最後の草むらのなかの決闘までどれもこれもできがいい。悪党リュ・スンボムは本作の監督リュ・スンワンの弟だそうだが、憎たらしい悪党を憎々しく演じていてよかった。そして安定のイヤーな上司役クァク・ドウォンがちょっと出ているのだが、何気なく「そういえばこのよく見る顔の人なんていうんだっけ―」などと検索してみたらこの人が意外に若く、本作の時点で三十代だったことを知る。チョン・ウソンと同い年なのか…あまりにイヤーな上司が似合う顔である。
最後はあまりにかわいそうなので血みどろの復讐を果たす「ベルリン・ファイル 第二章」が早く見たいです。作られるといいな。
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