Nちゃん

アンチヴァイラルのNちゃんのレビュー・感想・評価

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)
4.0
近未来SF。

セレブから採取された病気のウイルスが商品として取引され、それをマニアが購入しては体内に注射する近未来。
注射技師シド(ケイレブ)は、持ち出した希少なウイルスを闇市場で売りさばきつつ、シドも究極のセレブ美女ハンナのウイルスを投与していた。
しかしハンナが謎の病気で急死したのを機に、異様な幻覚症状に襲われる。未知のウイルスの宿主でもあるからなのか、何者かに追われるようにもなったシド。休むことなく続く幻覚と何者かに追われるなか、彼は自分を取り巻く陰謀の存在に気付く。

ケイレブが醸し出す、異様な雰囲気とシドの持つ不思議な感じが見事に合っている。
ケイレブあってこその映画。

真っ白の壁と血の赤が対比になっていて、色の効果もおもしろい。
シドが着ているスーツがいつも真っ黒で、黒、白、赤と、ストーリーの色に沿っている。

少し変わっている話だが、装置技術が本格的で割と見応えある。近未来だと思って見れば。ケイレブファンは必須!!!
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