けんくり

アンチヴァイラルのけんくりのレビュー・感想・評価

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)
3.5

ドン引き間違いなしのアート系映画。

ブランドン・クローネンバーグというデヴィッド・クローネンバーグの息子さんの作品。内臓系ボディホラーは父譲りだけど、本作には娯楽性はほとんどなく、テンポも遅いので眠くなりがち。

設定はユニークで面白いのだが、それよりもブランドンの歪んだ性癖を凝縮したような美しくもグロテスクな画がいつまでも頭に残り続ける。

間違っても食前や食後には観ないように。