The Pink Panther:ブレイク・エドワーズ監督、モーリス・リッチマン、ブレイク・エドワーズ脚本、デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ出演、ヘンリー・マンシーニ音楽、フィリップ・H・ラスロップ撮影、1963年アメリカ作品。ピンク・パンサー・シリーズの第1弾。1作目はイギリス製作ではなかった。既にピンク・パンサーのアニメ、ヘンリー・マンシーニの音楽、クルーゾー警部のキャラクターが完成されている。
オープニングのピンクパンサーの洒落たアニメーションと、怪しげながらもユーモラスなサックスの馴染みあるテーマ曲で掴みはOK!
今観ても垢抜けたユーモアが楽しいと思う。これ本当に500マーク?という少なさに驚き!コメディとは言え王道の風格はたっぷりと感じられる(大げさかな笑)!というかこのバカバカしさがけっこう好みでハマれた感じだろうか(笑)
中東某国の王が幼い王女・ダーラに内部にピンクの豹が浮かび上がるというダイヤモンド「ピンク・パンサー」を授ける。このダイヤを巡って、巷で高価な貴金属ばかり狙う怪盗ファントム(正体はイギリス貴族のチャールズ・リットン卿)と、ファントムを長年追いかけていたパリ警察のクルーゾー警部の奮闘が描かれている。
イギリスからデヴィッド・ニーヴンとピーター・セラーズ、イタリアからクラウディア・カルディナーレ、アメリカからロバート・ワグナー、フランスからキャプシーヌと美男美女の5大スター競演によるロマンス・コメディ。笑いタップリ(笑)全編洒落ていて軽く楽しめると思う。
2006年版のスティーヴ・マーティンのリブートよりこちらが好きかな(笑)それにしてもドリフは随分影響を受けていたのだな(笑)