Ksato

海がきこえるのKsatoのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
5.0
失われた夏を取り戻すべく、数年ぶりに🍉🌻
もう、全部いいよね🥺
拓の心情も、りかこの心情もわかりみが深すぎ。

自分がもっともリアリティを感じるのは、主人公にだけ都合のいいように振る舞う自己犠牲の恋なんかではなくて、周りを犠牲にしてでも大切なものを守ったり、幸福を追求する人間の方だと思うし、自分はその方が共感できる。

拓の、先生にちょっと反抗的な感じも、冷めた目で物事見てる感じも、わかる!
りかこのやり場のないイライラ、強がりと弱さの部分も、、、!
そっと距離取って見守る感じに包容力感じたり、逆に見てるだけの拓に当たり散らしたり…もう、ねぇ

これをナイーブな主人公にしちゃうと一気に500日のサマーみたいな話になりそうだけど笑、そこを繊細なキャラにしたり松野を主人公にしないところが良すぎ。
りかこからしたらそんな余裕のなさそうな人、絶対興味ナッシングだし…

二人の関係性の行方をラストシーンの余韻に残すのも…くう〜☀️
Ksato

Ksato