杜野と松野イケメンすぎる。
本当にやりたいことに真っ直ぐなリカコは空気を読む日本人気質とは真逆で、それが摩擦となって友達が少ない。
杜野と松野もリカコと同じく、自分に正直でありたいタイプ。ショートカットの委員長みたいな子も似たタイプ。だからこそ惹かれあっている。
特に田舎に多いこの手の軋轢に対するアンチテーゼ。当時としては少し尖った作品だったんじゃ無いかと想像する。
タイトルについては、杜野、松野、リカコが過ごした高校時代を思い出すと、いつもセットで海の音が聞こえてくる、と言うことだと解釈した。高校卒業後、この3人はやはりそんな田舎から出たくてか、それぞれ県外の大学を選んでいる。