このレビューはネタバレを含みます
時代ではありますが見知らぬ家に嫁ぎ、献身的に愛情をもらえないままに夫と家のため献身的に尽くす春の姿に胸を打たれます。
時代背景はもちろんあるのでこんなの酷いとも思いますが、献身の心根を想うと美しさを感じさせられる。
日本食の奥深さ、味わい優しさや盛られた器のなんと美しいことか。
優れた味覚と腕を持つ春が、それを見込まれて嫁にゆき都度ごとに「頼むぞ春」と言われるたびにぎゅっと辛い気持ちになる。
料理人の真に才能があっても表舞台に出ることはなく、料理に気持ちのなかった夫せの教育から始まり…
一体人としての春を誰が望んでくれているのかと苦しくもなるけれど、じんわりと包み込む春の優しさに夫の気持ちが動く様は見ていて嬉しい気持ちになりました。
それにしてもこんな春を離縁したお家の見る目のなさよ…
そんなに上手な料理と頑張り屋な春を離縁するっていうのが全く分からない。
西田敏行さんは最高ですね(๑˃̵ᴗ˂̵)♡