ダンクシー

ホワイトハウス・ダウンのダンクシーのレビュー・感想・評価

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)
3.5
「大統領としてあらゆる権利を込めて君に言う。ファック・ユー」

てか、ホワイトハウスの警備どうなってんだよ!!ガバガバじゃねぇかッ!そして、もちろん主人公に弾は全く当たりません。俊敏な動きと、敵の唐突なクソエイムにより全回避しやがります。

「あなたは大統領を守って」

この作品、ダイハードダイハードってよく言われてますけど、自分まだダイハード観たことないんでそういう先入観とか無しで観れた気がします...!!でも、確かに白タンクトップはもうそうやん!!って思った。

にしても大統領の権限、凄まじいなぁ...。こりゃ選挙も慎重になりますわな。ジェイミー・フォックスが大統領は完全にオバマのパロディで草生えた。

「誰が本当の愛国者か歴史が判断する」

監督は、何度も地球を滅亡まで追いやろうとしてきたローランド・エメリッヒ。てか、エメリッヒさんさぁ、もっとホワイトハウス破壊してもいいんだぜ...?まぁまぁ破壊してたけど、その規模でいいんですかい?せっかくならとことんぶっ壊そうや...。アンタ大規模破壊好きなんでっしゃろ??
......とまぁおふざけはここまでにして。シリアスな展開にどうなるか常に手に汗を握って観ましたね。そこに息抜きのアクセントとしてちょっと笑えるジョークを何個か挟んでいた。クセでリムジンに後ろに乗ろうとするのは笑った。敷地内でカーチェイスは笑うところじゃないんだろうけど、なんかシュールで笑っちゃったな〜。

そしてエミリー・ケイル、生意気な割に何もしないし無力だし逃げないし大丈夫かコイツと思ったけど最後でまあ一気に取り戻したからオールオッケー。しかし、この娘、撃ち殺されてもおかしくないというか、敵も普通ぶち殺すくね??なんであそこまで生かされたのかを考えたら、そりゃこの作品はご都合主義なのでね...!

愛国心の歪み、そして国産テロ。いつ起こりうるかも分からない。そこに焦点を当てたのはグッド。緊張感が終始スゴかったっす!
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