ぶちょおファンク

ホワイトハウス・ダウンのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★3.5 終盤★2

『ダイ・ハード』ホワイトハウス版と言いたくなるほど
ダイ・ハードのオマージュ…いやパロディーがかなり見受けられ、
ジョンという名の主人公は白タンクトップで腕時計の盤面を内側に着け、
ハンス(アラン・リックマン)のような理知的テロリストのリーダーにクラシック音楽を好むハッカー等々、
ダイ・ハード同様に序盤は伏線を張りそれを徐々に回収することで面白くなるのだが、
ダイ・ハードではビル内で人質となっている妻が旧姓で仕事をしていることからジョンとの関係をテロリストには知られない…
というのがあったけど、
今作では父のことをパパではなく
“ジョン”と娘が呼ぶことが“伏線”なるはずがまったくこの伏線が効いてこない。。。

今作はかなりコミカルなシーンがあり、
伏線…いやネタフリと見せかけてスカシなのかも知れないが、
父娘関係の修復で呼び名が変わる効果はあっても、
ジョンの弱み娘が人質となっているのがバレるハラハラドキドキは薄い。

唯一マシなネタフリはリンカーンの時計くらいかな…!

全体的にアクションとしては面白かったけど、
『ダイ・ハード』(オレスコア★5)ほどの巧妙さはなく、
今作と同年に公開『エンド・オブ・ホワイトハウス』(★4)にも劣る印象。

2020年188本目