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ラストタンゴ・イン・パリのsonozyのレビュー・感想・評価

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)
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『さすらいの二人』で出ていたマリア・シュナイダーつながりで。
1972年、ベルナルド・ベルトルッチ監督作。記憶薄れてますが一度見たはずです。

本国イタリアで公開後4日にして上映禁止処分となった問題作。
改めて見ても何だかなぁ〜な感じでした。

憔悴した風貌で歩く中年男(マーロン・ブランド)。
若くエロ光線発するジャンヌ(マリア・シュナイダー)がその男を気にしながら追い越していく。

パリのアパルトマンの空室を見学に来たジャンヌ。
鍵の管理がテキトーな管理人おばちゃんのせいか、部屋には先程の中年男が座っていた。
という出会いから、その部屋は二人の肉欲の関係の場となる。。。

TVディレクターの恋人(ジャン=ピエール・レオー)がいるジャンヌ。
妻が最近自殺ばかりだったという枯れた中年男。
この二人がいきなり惹かれ合うのにピンと来ず(単にジャンヌが枯れ専&支配されたい系だったのか?ま、理由などないんでしょうが。笑;)
ジャン=ピエール・レオーの役どころも意味不明で浮いてる感じ。

タンゴダンスの競技会が行われている場で、酔ってへべれけになった二人が乱入する醜いシーンから、男に嫌気して関係を終わらせようとするジャンヌをストーカーチックに追うラストまでの不快なテイスト。

という事で、珍しくスコア無しで。

アカデミー賞監督賞ノミネート
マーロン・ブランドが、ニューヨーク映画批評家協会賞:主演男優賞、全米映画批評家協会賞:主演男優賞
マリア・シュナイダーが、David di Donatello Special Award
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