ラストタンゴ・イン・パリの作品情報・感想・評価

「ラストタンゴ・イン・パリ」に投稿された感想・評価

みるこ

みるこの感想・評価

5.0
しんどい…(良い意味で)。ハードな性描写など関係ない!!素晴らしい映画だった。なんて哀しい…。言葉で言い尽くせない。
ストーリーだけではなく、映像や音楽もかっこよかった。
Y

Yの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

衣装と鏡の使い方が印象的。
特にトムが初めて登場するシーンと、最後のダンスホールに行く時のローザの衣装が激かわいい。
ちょっと裾が広めのパンツにシャツ、ジャケット。かわいい。
あとは最後エレベーターに乗るローザを追いかけるシーン、なんか笑っちゃった。
途中ちょっと退屈に感じたところもあったけど、よくできてるなぁって思った。カメラ使いも特徴的。
ブク

ブクの感想・評価

4.0
セリフが果てしなく詩的で、真似したくなる。
切なく、儚く、脆く、そのすべてが美しくて、映像の質感もたまらなく良い。
間延びした感じも心地よい。さすが。


好奇心に突き動かされ、変な男との遊びにハマる主人公の女の子。19歳と48歳...。
なんか、デジャヴを感じる映画でした。
るる

るるの感想・評価

-
色使い、雰囲気がよい、人と人の関係は名付けられないものや時には名付けるのがナンセンスなものとか無限にあるということ、たとえずっと一緒にいて知っていると思っている人でも理解するなんてことはとうていできないということ、っていうのは共感する。

ただヒロインは私好みの顔じゃないしジジイきもいのでセックスシーン、あの部屋でのことひたすらきもい。きっも。ファンの人ごめんなさいでも23の私からしたらただのキモいジジイ。こじらせた中年男の妄想の映画やなって思う。中年ジジイきもい。悪いことしてる自分♡みたいなのに酔う若い女の子もおるけどさ。私も経験したからわかるけどさ……こういうの初めてだから自分もどうしたいかわからなくなってめちゃくちゃになるけど振り返ったら大爆笑ものだよって教えてあげたい。2人とも本当に気持ち悪い。わかるからそう思うのか、アンチこの映画の人の意見だけを聞いてこの映画を観てしまったからそう思うのかもしれないけど。

ラストシーンをみて名前も知らない男女が人生で交わりあったこと、この子がこれからもひとりで秘密を持ち続けること…というのにはある種の美しさはあると思った。
もう一度見たら違う意見も持つのかな。みんなのレビューも読んでみます。

追伸、マーロン・ブラントのフランス語は素晴らしいです。私旦那がフランス人のためフランス語は聴き慣れており私も学習者ですが、ネットで読んだとおりただの勉強熱心で身につけたなら素晴らしすぎます。
町山智浩トラウマ恋愛映画シリーズ

「見つめ合っただけでイケるかやってみよう」
無理だと思うけどめっちゃ面白そう
いつか私もチャレンジしてみたい

当時落ち目であったマーロン・ブランド
禿げ上がった頭に貫禄たっぷりのボディ
すっかりおっさんになったマーロンだけど
セリフを覚えないのは相変わらずでほぼアドリブらしいけど
でも何しても"アリ"になっちゃう"格好"になっちゃうオーラとカリスマ性は健在で弛んだおしりをこれみよがしに見せられてもむしろ有り難いとさえ感じてしまう
後半はマーロンという俳優にすっかり魅せられいつまでもマーロンを堪能していたい…という気持ちになっていた
マーロン出世作である「欲望という名の電車」の27歳のマーロンも今作48歳になったマーロンも全く変わらぬ彼独特のオーラを感じることができる(身体がデカイんで否が応でも圧はあるのだが)
「地獄の黙示録」のマーロンも裏話を知れば知るほど笑えてならないがそれがマーロン・ブランド
今作の相手役マリア・シュナイダーは当時20歳
特別可愛くも綺麗でもないので2時間見てられるかなぁと不安になったがこれが不思議
ふとした表情や台詞回しに徐々に惹かれていく可愛い愛くるしい
中年おっさんに振り回される若い純朴な少女(少女って年齢ではないが年上男に身を委ね甘える姿は少女そのもの)を見事に演じきっている(ガンガン脱ぐしガンガンやるけどね)
実はマリア・シュナイダー バイセクシャルでどちらかというと歴代恋人は女性ばかりだったそう なんか好き
余談ですがマリア・シュナイダー 前田敦子に似ています
ラストは意外な展開でした でもなんだかめでたしめでたしな気がしてベルナルド監督の他作も見てみたいと思わせる締めくくり
「ラスト・コーション」のアン・リー監督は撮影に入る前主演二人に今作を見せた
「インセプション」のラストシーンは今作へのオマージュを捧げている

このレビューはネタバレを含みます

いま、やってるんだ!
大昔、映画館で見て嫌だなと思ってたら、少し前にベルトルッチからの暴露。あの胸糞悪さは本物の悲鳴だったと思うと(そうじゃないものとして観られない)、もういい。ラストかな、高架下のシーンが美しかった気がする。
higa

higaの感想・評価

5.0
『ラストエンペラー』のベルナルド・ベルトルッチが若干31歳で世界に放った映画史上に残る名作にして最大級の問題作。強烈な性表現で世界をアッと言わせたらしい。AVやネットなどで性的な映像が氾濫している中、この映画で映し出されるセックスシーンは今見ると大した事ない(アン・リーの『ラスト、コーション』の方が明らかに強い)が、『俺たちに明日はない』などで映画が自由になり、フリーセックスの時代が到来し門が完全に開くギリギリの段階の映画といえる。

しかし、『ラスト・タンゴ・イン・パリ』は今見てもやはりエロいというイメージはあるし、それでいて映像も美しいと思わせるという全編を通して面白いと感じさせる。この映画は、画家のフランシス・ベーコンの絵をバックにオープングが始まり、中年男性が「クソッタレな神め!」と叫ぶ。表情からすると、おそらく疲れており人生に失望しているかのような顔だ。すると、後ろから女子大生ぐらいであろう若い女性が歩いてくる。女性が向かった空き家にはさっき見かけたかもしれない中年男性がいた。そして彼はいきなり彼女に抱きつき、犯していく。そして、彼らはお互いの名前や私生活も一切知らない、ただ会ってこの部屋でただセックスと楽しむという約束をするが、いつしかお互いの事が分かってしまう。

『ラスト・タンゴ・イン・パリ』は、愛や性を描いた映画ではなく、実験を描いた映画のようにも感じる。二人はひたすら実験を繰り返しセックスを続ける事で、「真の人間とはなにか?」を探っているかのようにも見える。基本的は中年男性と女子大生がメインとして展開されるが、彼らを取り巻く人々たちも出てくる。私が特に興味を覚えたのが、女子大生(役名のジャンヌと呼ぼう)の恋人である。彼は映画狂でジャンヌが合うと、いつも手にはカメラを持っており、ジャンヌの可愛さをいつも女優の名前で例えてくる。おそらく彼から彼女は本物の愛というのを得られてはいないと思う。

そして、中年男性(役名のポールと呼ぼう)は寂れたホテルを経営する。どうやら、愛していた女性がいたらしい。そしてアメリカ人でもある。演じるマーロン・ブランドも渋みのある演技が光った。『ゴッドファーザー』で名声を取り戻した直後にこの映画が公開、マーロン・ブランド自身も出演したのを公開したという程、この映画での体験は強烈だったのかもしれない。その後の『地獄の黙示録』でもかなり狂気じみた演技だった。『ラスト・タンゴ・イン・パリ』での経験を活かしたのか?そんなわけないか(笑)

そして、何より撮影監督のヴィットリオ・ストラーロによる映像美は一見の価値ありだ。このカメラワーク。この色使い。彼の力がなければただのわいせつ物になりかねなかった本作。さすが、後にアカデミー賞撮影賞を受賞しただけある。その美しい映像が4K修復されて蘇った。DVDとBlu-rayの画質は信じられない程悪い。この機会を逃したらまた、画質の悪い『ラスト・タンゴ・イン・パリ』を観ないといけなくなる。

カップルと観ると気まずい思いをするかもしれないが、映画好きと集まって観ると、色々と議論したくなるのは間違いない。
ベルトルッチの映画の肌触りの心地よさはいったいなんなんだろう。ポルノだろうがなんだろうがすべて棚上げしてこの質感をたのしむための映画。
鎌鼬

鎌鼬の感想・評価

2.5
言葉が文学的で抽象的で2人がどんな関係なのかずっと曖昧。お互いに自分の事を話さなかったからこそクライマックスの感情のぶつけ方が怖かった。でもふわふわし過ぎて少し眠かった。。
最初5分くらいとラスト20~30分はめちゃくちゃ良い。アタラント号。
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