このレビューはネタバレを含みます
13.9.22 劇場字幕
親玉と思われたジョディ・フォスターは実はかませで手下が反乱を起こしラスボスとなって最後は肉弾戦というアクション映画の王道展開。加えて忍者が出てきたり手裏剣投げたり桜だか梅だかの花びらが舞う和風バトルといい、そこはかとないB級臭が漂う。ハイライトは砂漠での社長襲撃シーン。スラムや砂漠にロボや宇宙船を配置しても全く違和感がなく手持ちカメラの汚い映像に入れても浮かないCG技術はやはりすごい。深く考察するまでもなく格差医療や貧困問題がテーマになっているけど、あまりに前面に出すぎていてちょっとノリ辛い。そこかしこに挿入される和テイストや主人公が被爆することからもしかたら裏テーマがあったりして。109分という丁度良い時間からもわかるようにこれは圧倒的ビジュアルで見せるB級アクション映画。期待していたものとは違ったけどそれなりに楽しい!!
