めちゃくちゃすぎて途中で一回笑っちゃう。
スプラッタスリラーになるのかな？レフン作品ほどジャンル分けできない作品群もないでしょ……
極彩色のネオンカラー、退廃的な夜の風景、取り留めのない場面転換、唐突な残忍性、登場人物に垂れ込める虚無感…どこを切り取ってもレフンの作品だなあって感じで、ストーリーに富んだ映画というよりはさらにアバンギャルドなアート。
ゴズリングが時々見せる場違いなほどのあどけない無垢な眼差しが、それ以外の狂気的なほどの無表情さとあまりにアンバランスで不穏。ゾクゾクした……
母と息子の歪みきった愛情は往々にして良い結果を生まない。
