寺山作品だしがんばって理解しようという気持ちは捨てた。期待どおりのなんもわからんかった。
言い伝えとか伝説とか霊的なものや目に見えない恐怖が人間の汚さや異常さ、羞恥的なものと絡むとサイアクな臭いがする。理解の範疇を超えるものに対してある種の好奇心を抱くものだし、そこに感覚的に共感できることがあったり、そういうのあるけど、まったくもってそそられなかった。あーきもちわるい。スエ(小川真由美)の最後の言葉は一番簡単にこの作品を説明してくれてるような気がする。半分くらい聞き取れないけど。「百年たてばその意味わかる」