トランスマスター

ウォールフラワーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
4.0
♯70 文学と音楽

舞台は80年代の米国の高校
主人公は、小説家を夢見る陰キャ高校生
投稿初日の友達は国語の先生のみ
学食でパリピの男女と仲良くなり、
居場所を得る事になる。
人生初のパーティーで、
THC含有のケーキを食べてキマッてしまったり、色々な出来事を経て過去のトラウマを乗り越えていく繊細な青春の葛藤と成長を描く感動作です。

◆良い点/注目ポイント
・ただの平凡な学園生活ドラマではなく、随所に登場人物たちの苦悩と葛藤が描かれておりイベントも多く退屈しません。
・ヒロインのサムを演じるエマ・ワトソンの魅力がヤバい。初彼女ヴィーガン仏教徒エリザベスの存在が霞みます。
・カトリックの教会で神父から煎餅をもらってからのアシッドトリップのシーンは、笑えます。

◆改善点
・無し

◆総括
・米国のハイスクールライフを
堪能できる青春映画。
女子向けの作風かと思っていましたが、
万人受けするヒューマンドラマでした。

-2023年70本目-