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ウォールフラワーのfumikaのレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
3.5
監督スティーヴンチョボスキー自身の小説「ウォールフラワー」を基に、思春期の青年の揺れ動く心情を繊細なタッチで映し出した青春映画
困難を乗り越え仲間と共に成長する少年の心象風景が、観る者の心を強く揺さぶる


主人公チャーリー役のローガンラーマンは、役柄でもある本が好きな大人しい少年の雰囲気をもともとまとっていたかの様な違和感のない演技が見事
眼鏡と、スーツ姿がかっこいい

ヒロインサム役のエマワトソンは、幼さと魅惑を兼ね備えた成人前の微妙な時期の女性の姿を見事に体現している
ソバージュもだけどショートカットも良く似合ってる
まるで私が大好きな80年代の青春スター、アリーシーディの若き日の様で見惚れてしまった

親友のパトリック役エズラミラーは笑った時のあのくしゃくしゃの顔が可愛すぎてずるい
撮影中?に薬で逮捕されたらしく釈放後のコメントも面白い、笑


普通なら作品の様に高3と高1でこんなに仲良くなるなんてことあんまり無いから(少なくとも私は)、観ていて新鮮な気持ちになった
カセットテープの交換とか青春そのもの、甘酸っぱい


夜のハイウェイをチャーリー、サム、パトリックが駆け抜けるシーンは最高にイカしてる
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