特売小説

人魚伝説の特売小説のレビュー・感想・評価

人魚伝説(1984年製作の映画)
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全体、情念を叩き付けるような作りにはやはり痺れつつ。

物語上で重要と思しき台詞こそが聴き取り難い、故に展開の呑み込み難さが最後まで解消されない、という最大の問題もあるんだけれども。

本田俊之による劇伴然り、豪雨の音から屋根の下の無音への切り返し、の繰り返し然り、最後の山場の主人公の息遣い然り。

音による演出が光る場面も幾つもあってそれがいずれも印象的、と。
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