コメディにジャンル付けされてなんの遜色もない、面白い映画だった!
映画で吹き出すほど笑けたのは初めての経験かもしれない
次に吐き出される言葉が気になって仕方なくなる
会話が成り立たなくなってたり節目に「忘れた」というフレーズや「そうだっけ」みたいなはぐらかすワードが出て来ていかにもアドリブっぽいけど、映画.comのインタビューを飛ばし読みしてみると、監督の狙いだった様。
意図的にあの空気感を出せるのは監督すごいけど役者さんたちもすごいし、何より面白かった!ギャグ的な意味で。
※以下ネタバレ※(?)
登場人物のクセが強い(ノブ風)
誰一人正常な人物がいないと言ったら中傷になってしまいそうだけど、みんなどこかおかしい。
倉科カナさんの演じた役は冒頭では一般的な人なのかと思いきや「海初めてみた」と言い出して「こういうの初めてなんで楽しいです」と無表情で言ってみたり、それを横目で見てた市川さんの笑いを堪えてる表情、あれは演技なのか素なのか一切見分けがつかなかった。
窪塚さんが流木なんて拾って来ても飾らないと強く否定した後に「飾らない方がいいよ……」ってとこは井浦さんの「えっ?」という表情と合わせてツボった(笑)。2人の掛け合いは見ててほっこりするものがある(笑)
他にもまだまだ面白いシーンがたくさん!シュールな笑いや、ゆるい雰囲気が好みの方には絶対ハマると思うけど、人を選びそうな作品。
ストーリーに関しては深く考えない方が良さそうだけど形にはなってるしいらないシーンとかも特に感じなかった(褒めてる)