カレン

静かなる叫びのカレンのレビュー・感想・評価

静かなる叫び(2009年製作の映画)
3.8
1989年カナダ、モントリオール理工科大学で実際にあった、銃乱射事件を題材にしている。

犯人は言う。
「フェミニズムの女たちは、男から権利を奪っていく」

片やある女子学生は
子供は生まないと約束して希望の職につく。

女子ばかりを狙った銃乱射事件。

白黒画像に流れる血の色はより一層、リアルさを強調する。

銃の前には人は成す術もない。
愛する者も救えない。

命を落とした者たちも
トラウマと共に生き残った者たちも
余りにも犠牲が大きすぎる

暴力を使った主義主張は卑怯だ

しかし
見当外れなフェミニズムも
考え物だ
カレン

カレン