Lazyboykan

エンド・オブ・ウォッチのLazyboykanのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)
3.8
2024.100プロジェクト No.24


イイ!
監督はトレーニングデイの脚本で、フューリーのDavid Ayer
確かにトレーニングデイの臭いぷんぷん

巨悪と闘う巡査達、とかそういうのではなく、ただ目の前の、日常の警官としての正義に忠実な男の姿って感じ
だから問題に深入りしてどうこう、みたいなことでもない
でもそれが、観てる毎日の中にある静かな恐怖や、混乱を垣間見せる
最後のオチだってただいつもの巡回中に起こること

この静かで、かつ一瞬で幸せを呑み込む恐怖が、とてもトレーニングデイの描き方に近いように感じる

最後の曲も、ただ兄弟愛に寄りかかったオーケストラじゃない、どこか不協和音を感じさせる雰囲気なのも意味深
Lazyboykan

Lazyboykan