2024.100プロジェクト No.18
観れていなかった名作をやっと鑑賞
やっぱりベルトルッチは時代の中で変わっていく人を撮るのにすごく長けている気がする
今回も最後のシーンで、マメーリの讃歌を歌いながら行進する新派の若者たちにうまく混ざって新しい時代に対応するマルチェロと、飲まれていくイタロの対照的な演出にグッときた
終始、映像はパリッとしてて、大きなホールにポツンと机があってそこに人がいる画なんか最高だった
イタロが語った"正常な人間"の一節は覚えておきたい
「正常な人間とは、通りをいく美人の尻を振り返って眺めて、それが自分だけでなく他にも5〜6人いると知り、満足する、自分に似た人間がいると満足する人混みの海岸や、サッカーの試合が好きで、自分と同じ人間が好きで、自分と違う人間を警戒する」
なんか、ザ全体主義な考え方であり、ザ日本人な考え方