こーや

ヘッドハンターのこーやのレビュー・感想・評価

ヘッドハンター(2012年製作の映画)
4.6
初ノルウェー作品。そして大当たり。

この作品は主にコンプレックスの基で成り立っている。

身長168センチ、見た目も冴えない主人公。
彼には自分よりも身長の高い長身の美人妻がおり、自分のコンプレックスを補う妻と共に大きな箱で暮らしていた。

彼は企業に対して、優秀な人材を発掘し、紹介する、いわゆるヘッドハンターを生業としていた。

無論優秀なヘッドハンターであることには変わりないが、それ以上に身の丈に合わぬ生活をしていた。

そんな彼には裏の稼業があり、欲望が増幅するにつれ、ある一件に巻き込まれる。

頭が回る人は、なるほど!!!と途中で気が付くかもしれない?

コンプレックスを愛す者に気付き、自分を受け入れていく、糞まみれの男の物語である。

観ればわかります。
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