アオラレのこーやのレビュー・感想・評価

教習所で見せた方がいいやつ。

最近の日本でもちょこちょこ出始めてきたけど、何も失うものがない、自分の死すら恐れていない奴ほど恐ろしいものはない。

この作品何が面白いかって、執念の対象として襲われている主人公に終盤まで何故か全く同情できないというところ。

これは人それぞれだとは思うが、始まりから露見される主人公の人としてのだらしなさや、何か舐め腐っている感じがそうさせているのだろう。

大胆不敵に襲い掛かる理不尽な執念に、これから鑑賞するあなたも、アオラレ続ける90分間と感じるはず。