素晴らしい演技とオリジナリティのあるストーリー、階級ごとのセットデザインもかなり良い。
日本では酷評されてますが、海外のレビューサイト”ロッテントマト”ではフレッシュ度90%を獲得しています。
リアリティが感じられない設定や演出に対して不満を感じている方もいるかと思いますが、それらは、
“暴動や紛争が起こっている中、それでもなぜか成り立っている不可思議な世の中”
の比喩なのではないでしょうか?
風刺や皮肉を細かなところにまで詰め込むポンジュノ監督が、何の意味も無く、不必要な演出を入れるはずがない。
この作品を酷評している方には、もう一度考え直してほしい。
ポンジュノ監督が、一体何を伝えたかったのか、
そして、本作が風刺映画としてどれほど高い完成度をもっているか
を。
ストーリー ★★★★☆
キャラクター ★★★☆☆
演技 ★★★★☆
映像 ★★★★☆
演出 ★★★★☆
音楽 ★★★★☆