ぶみ

ハード・ラッシュのぶみのレビュー・感想・評価

ハード・ラッシュ(2012年製作の映画)
3.5
2008年のアイスランド映画『レイキャビク・ロッテルダム』を、バルタザール・コルマウクル監督、マーク・ウォールバーグ主演によりリメイクしたクライム・アクション。
元凄腕の運び屋だった主人公が、義弟の失敗を救うため、再び運び屋の仕事に手を染める姿を追う。
主人公の元運び屋クリスをウォールバーグ、その妻をケイト・ベッキンセイル、クリスの親友で元相棒をベン・フォスター、密輸グループのボスをジョヴァンニ・リビシが演じ、安定感は抜群。
物語はありがちなもので、派手なアクションがあるわけでもないが、タイムリミットがある中で、次から次へと問題が勃発し、地上と船上で同時進行する展開と、機転のきいた密輸方法は、なんだかんだ言ってもやっぱり面白い。
ただ、原題の直訳が『密輸』であるのに対し、邦題が有り体で、安っぽいものになっているのは残念なところ。
ウォールバーグが期待通りの活躍を見せ、大作ではないけれども上手にまとめ上げられた一作。

フェラーリの新車が、ホンダより安く買える。
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