バリー・バトルズ監督作。
荒くれ者の3兄弟が死闘を繰り広げるB級バイオレンスで、ビリー・ボブ・ソーントンがギャングの凶悪な親玉を演じます。
米南部アラバマ州で地元保安官の指示に基づき、多額の報酬と引き換えに悪党を代理成敗している無法者のウーディ3兄弟が、とある女性からギャングの元夫に誘拐された名付け子を取り戻してほしいという依頼を受け、ギャングとの間で熾烈な攻防を繰り広げていく姿を描いたアクションバイオレンスとなっています。
全編を貫くB級テイストな作風と過激なバイオレンスが痛快な作品で、荒くれ者だが根はいい奴な3兄弟&車椅子の少年の逃避と激闘の顛末を活写します。ギャングが送り込む複数の殺し屋集団との対決が見所で、セクシー美女殺し屋軍団をはじめ『ジョン・ウィック』のように多彩&個性的な刺客たちとの泥臭さ満点のタフな死闘が怒涛のチェイス&ガンアクションで描写されていますし、3兄弟と車椅子少年の友情にほっこりもさせられる痛快B級エンタテイメントに仕上がっています。