このレビューはネタバレを含みます
未来を見据えているのにどこかぼんやりと生きる青年と、歩き方を見失ってしまった女性のお話。
図書館でタイトルに惹かれて借りたのがきっかけで、本も映画もとても好きになりました。
アニメはキャラクターの動きなどに違和感を覚えるのであまり好きではありませんが、それだけの理由で素敵な物語を無視したくはありませんので鑑賞しました。
本もそうでしたけど、読んでいると、観ていると、不思議と落ち着く物語でした。
いつも通りといったらそうですが、中身のない感想で申し訳ない。
ちょっと重いですけど、生きる中で疲れることってありますよね。
ただ、疲れるなんて言葉で表されたくないかもしれませんが、1番分かりやすく、1番当てはまるのでご容赦下さい。
雪野さんのような方もいたりなど、十人十色の理由ですが、そんな時に見ると一部共感出来たり、心安らぐのではないでしょうか。
芸術的というか、静かや綺麗に重きを置いてるような作品は単調に描かれがちですが、秋月くんと雪野さんのちょっとしたかけあいが可愛らしかったりと、色んな絵を見れる素敵な映画だと思いました。
秋月くんと雪野さんのように、歩き方を見失い、歩く練習をしたい方。(物理的にじゃないですよ)
そんな方々に「言の葉の庭」が好きな者の1人として、おすすめいたします。