このレビューはネタバレを含みます
現在の人間はもっと生きることに執着していくべきなのかもしれない。
国のために戦死することが正義の時代に生きる事に執着した男の物語。
ただ戦時中の映像を流すのではなく、現代で当時の宮部について話を聞いていくスタイルにする事で宮部についてどんどん知りたくなっていき飽きる事なく見れた。
井崎に対して唯一宮部が怒鳴ったセリフ
「どんなに苦しくても生きることを諦めるな」
生きてさえいればなんとかなる。
そう思えるセリフがすごく印象に残った。
宮部は死ぬのが怖いのではなく残された家族のことを思うが為に生きる事に執着していた。
そんな宮部が特攻の選択を取ったのは大石を救う為だったのかな。
その宮部の思いを受け継いだ大石。
宮部を近くで見てその真意を感じ取った影浦。
その2人がマツノとキヨコを守った。
宮部の生き様が直接ではなくともマツノとキヨコを守ったのだろう。
それにしても途中の合コンのシーンは胸糞わるかったなあ。
なんだアイツら。でも自分もだけど何も知らない人からの特攻隊のイメージはあんな感じだよね…。
この映画を通して特攻というものがどういう事なのか少しでも知れてよかった。
特攻自体が愚策だなというイメージは変わらないけど、特攻隊に志願した人たちの思いを無駄にしないためにも今を全力で生きなければいけないと思えた。