とても良い映画でした。
戦争自体の酷さや残虐性などは表さず、たった一人の男が、周りから臆病者と言われながらも、己の精神を貫き、周りの人々を変えていく様と、戦争で犠牲になった方々の家族の運命がどれほど左右されたか。それを孫という視点で徐々に知っていく形で描き、伝記映画っぽい作りの戦争ドラマでした。
戦争への憎悪なメッセージは薄かったが、70年経った現在で、一人の男が貫いた物語は、決して一人だけの問題ではなくて、他にもいろいろな物語があって、70年経って忘れ去られようとしている現状に今一度考えて欲しいと訴えている映画でした。
戦争。酷いものです。伝えるということの大切さ。忘れるこのないように。
余談だけど、ノーカットとか言ってるくせにエンドクレジットをカットするとか。
それノーカットじゃねえよ。ふざけんな。