さわら

リアル 完全なる首長竜の日のさわらのレビュー・感想・評価

1.0
黒沢監督だからハズレはないと思って、レイトショーで鑑賞した。見事に期待を裏切られた感がある。原作がそもそも映画化に向いてないのかわからないが、特に後半の映画の展開にはウンザリを突き通し、怒りさえ覚えた。前半部のよいとこを全てダメにしている。矛盾も多い。ミスチルのエンディングも映画の出来のせいで、一層チープなものに聞こえてしまったのが残念だ。近年稀にみる、邦画界の駄作にちがいない。