Cinedog

ファイナル・デスティネーションのCinedogのレビュー・感想・評価

4.2
2024-54
FD:1
設定:空港(飛行機)/アレックス・クレア
舞台:🇺🇸→🇫🇷Paris?

凄惨な飛行機事故を予知して回避した若者たちが逃れられない死の運命に次々とさらされる恐怖を描く。

『X-ファイル』や『ミレニアム』の脚本家として知られるジェームズ・ウォンの劇場映画監督デビュー作品
元々、ジェフリー・レディックが『X-ファイル』のエピソードとして考案したものを、グレン・モーガンとジェームズ・ウォンが劇場映画向けの脚本に仕上げた

タイトルは直訳すると「最終目的地」または「終点」で、つまり「死」を示唆している

●あらすじ
高校生アレックスは修学旅行に旅立つ離陸前の飛行機の中で居眠りし、飛行機が離陸直後に大爆発するという悪夢を見る。飛び起きて「この飛行機は爆発する!」と叫ぶアレックスに周囲は騒然。この騒ぎに巻き込まれた数人の同級生と先生、アレックスの7人は飛行機から降りるが、彼の言葉通り飛行機は大爆発。それから数日後、生き残りの1人である親友トッドにまたも奇妙な予兆を感じたアレックスはトッドの家に急ぐが、彼はすでに帰らぬ人となっていた。

友達と気軽に見れる丁度良いホラー映画シリーズ

神様の思し召しか何なのか、原因は分からないが予知夢によって飛行機爆発を回避したアレックスと他数人の生徒と先生
後々判明するが、アレックスに賛同し一緒に飛行機を降りたクレアも実は第六感のようなものでそれを感じていた

飛行機爆発を逃れてめでたしめでたし…
のはずだったが、実は死神(言及も登場もなし)によって死の筋書きが決まっており、1人ずつ次々と生存者が不可解な死を遂げていく。。。

見えない敵に襲われていく恐怖と明確な規則性の気持ち悪さよ…
もし自分だったらいっその事飛行機に乗っておけばよかった。って思っちゃうな

陽キャ君せっかく良い奴になったのにその後すぐ死んじゃって泣いた

ジョン・デンバーが流れたら気をつけましょう

●もうひとつのエンディング
製作当初は「アレックスはクレアを救うため高圧電線を握り締めて火だるまになり死亡。時は移りクレアが飛行機の離陸時刻だった9時25分に男児を出産、アレックスと命名。また、カーター・ホートンも生き残る。」
というエンディングであったが、試写会で不評だったため、新たに200万ドル以上を投じてエンディングを撮り直した。
追加撮影が半年後だったため、主役のデヴォン・サワはかなり太ってしまっていたものの画面ではそれほど目立たず、また追加撮影部分がストーリー上も半年後の話となっていたため、違和感をもたせないものとなっている。
なお、初期版のエンディングはBD/DVDに特典映像として収録されている。
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