このレビューはネタバレを含みます
父が無職で経済的に困窮しているものの、妻と2人の息子と暮らしている家で、冷蔵庫の食べ物が食べられた上散乱していたり缶詰を積み上げたタワーが突如現れたり、家中の写真立ての中から写真が消えたりと不審な出来事が続く。
妻は次男の部屋で不審な影を見たり、息子自身の奇行に悩まされ、家中の窓にムクドリがぶつかって大量死する。
一体この家に何が起きているのか…ってお話。
まさか、宇宙人とはなぁ…。
いや、何回目か序盤でのダイニングに缶詰タワーの時に天井にミステリーサークルみたいな模様が現れていたから あっ とは思っていたのだけれども。
地味で凄く嫌な接触のし方してくるじゃん、宇宙人。
親父の耳裏に埋められた謎のチップは一体なんなのか。相談に行った一連の出来事に詳しい爺さんの耳の裏にもあったけど、でも爺さんは無事だよな。爺さんも子供を失ったんだろうか…。
謎の嫌がらせ行為を繰り返した後、家族で最初に興味を持ったやつを連れ去るらしい。謎の3人組の宇宙人が。
世界中で他にも沢山の人が同じような目に遭っているも、家族が団結して跳ね返した家族もいるらしく、
家中の窓を塞ぎ家族で団結して宇宙人に挑むも、謎の精神攻撃を受けた長男の方が行方不明に。
3か月後、長男の荷物を整理していると昔描いた絵に3人組の黒い影が…。
最初に興味を持った者を連れ去る…宇宙人に目を付けられると体調不良やアレルギーになる、との研究家の爺さんの話、生まれてすぐに原因不明の病で入院した長男、小さい頃は何にでもアレルギーがあって、との回想。
最後におもちゃ箱から、毎晩兄と寝る前に連絡していたトランシーバーから名前を呼ぶ声がして終わり。
この終わり方だけは、よくある感じだけどすき。
実は最初に宇宙人に惹かれたのは長男の方だった、と。時間差攻撃にも程がある。しかも生まれてすぐにって、赤ちゃんにも勧誘してるのかよこいつら～
爺さんが新聞を読みながら目を留めた記事では、行方不明の原因は両親か とか書かれていたし、実際にラストシーンでは親父は裁判に関する電話しているし。
一から十まで不幸だ…。トランシーバーからはどんな話が聞こえたんだろうなぁ。
