雄貴AUE

わたしはロランスの雄貴AUEのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
人によっては退屈に感じるであろう内容、そして2時間40分超の長さ。パッと見、好みの分かれそうなこの映画が高評価を得ているのは、それだけ魅力的だということでしょうか。

切なく苦しいストーリーをいっそう美しく錯覚させるのは、妥協の兆しの一切見えない映像美でしょう。
色彩感や構図から、個人的には『映画』というより、1冊の写真集を頭からずーっとめくっているような気持ちになりました。

3時間弱の映像の中では20年くらい時が流れていますが、ロランスがどんどん綺麗になっていくのが最高でした。
雄貴AUE

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