えり子

死んでしまったら私のことなんか誰も話さないのえり子のレビュー・感想・評価

4.4
いじけた題名ですが、ヒロインは、病気で寝たきりの夫を捨て、南米で売春婦になり、事件に巻き込まれ、強制送還。
そこから、波瀾万丈のストーリーが展開します。
スペインは真面目なのに、笑ってしまう。
弱いヒロインに、お姑さんは優しいのね。
なんか美点があるのかも。
アル中なのが飲んでないので助かったシーンなど、不運、不幸だらけなのに幸運なのです。
「強くなるのよ」遺書を残し義母は自殺する。
そこから、ヒロインは初めて強く
生きると決心する。
トラックの運転までしちゃって男に揶揄われるとビンタで返すのだから凄い。
ラストシーンも良かった。
演出、ビクトリア、アビレルの演技、最高。
えり子

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