稲垣吾郎が出ていたと、最後のエンディングまで気づきませんでした。ただ、稲垣吾郎さんがやるお父さん役、本当に情緒不安定にしか見えないのが残念。おしんが奉公に行くのに見送る時は泣き、いざ戻ってきたら激怒。わからなくもないですが、一番感情移入し辛いキャラクターでした。
ここねちゃんの演技については多くの人が絶賛している通りだと思います。
実は冨樫監督のおしんトークショーを私は録画係として参加させていただいたのですが、ここねちゃんに関するお話で興味深かった事があるので、紹介を。
ここねちゃんは、主演は初めてということだそうです。
ギリギリまで違う子と変えようかと悩んでいたそうですが、ここねちゃんを信じて彼女に主役を任せたそうです。
いざ、やってみるとまーもうダメダメ。
大好きなお母さんに甘えっぱなし。
そこでお母さんと離して演技させたそうです。実際におしんと同じ状況下にしたんでしょうね。
そんな中で何日も監督と撮影をするうちに、不思議な縁ができ、あの演技が完成されたそうです。(かなり簡単にまとめました)
やはり極限の状況を作った事によりこの作品が出来たんでしょうね。
作品の背景まで聞いたので、尚更いい作品と感じさせられました。