あきしげ

ZVS ゾンビVSスナイパーのあきしげのレビュー・感想・評価

ZVS ゾンビVSスナイパー(2007年製作の映画)
1.5
スナイパーという名の牧師で元暗殺者。

良かった点。

・エホバの証人は意外にもしぶとい

悪かった点。

・油性マジックの十字架タトゥー
・主人公が無敵補正なのに隻眼となる中二病
・ヒロインがずっとイライラしているだけ
・すべてにおける演出がクソ

監督にはセンスがありません。
雰囲気を出そうと映像をセピア調にしている。
これが見づらくて仕方ないクソ仕様。
夜になれば、何が起きているのか分からない。
更に手ブレの演出が最悪のクソ演出になる。

主人公は牧師として貞操保つ。
それは表面上だけですぐに破ります。
そこから牧師という設定が宙を舞う事になる。
牧師という設定の深みは一切ありません。
人を殺しまくったから聖職者になって贖罪を求める。
あまりにも安易な設定に笑うしかない。

ヒロインは登場してからずっとイライラしている。
あまりにもイライラしているからこっちも苛つく。
そのクセして主人公に色目を急に使うビッチになる。
でも、ほとんどイライラしているだけでした。

意外にもエホバの証人をしていた青年。
単なるモブなのに意外な活躍をしてくれた。
お笑い担当で本作の中でキャラが立っていた。
ちゃんと見せ場があったのも良かった。

ゾンビも白いマスクを被っただけ。
倒される為だけに登場している。
ゾンビ映画としては物足りない感じです。

本作はセンスの欠片もないクソみたいな映画。
そのクセに100分を超えています。
こういう作品は70分程度がお似合い。
なぜ長尺になっているのかというと、ムダなシーンが多すぎ。
どうでもいいシーンを引き延ばしている。
つまらない会話劇を繰り広げる。
似たようなパターンを繰り返しているだけ。
とにかく、製作陣が無能すぎる作品。
あきしげ

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