鉄

親密さの鉄のネタバレレビュー・内容・結末

親密さ(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

言葉で他人のこころを掴もうとする試みを4時間10分くらい散々見せられた後に、駅で偶然再開した元恋人をそれぞれの電車越しに追いかけてただ笑い合いあってキスを投げる非言語での触れ合いを見せて「これが親密さだ〜‼️」ってなるの本当に暴力的な悦びの表象でやばかった ポロポロ泣いた
言葉言葉言葉を尽くして、ただ人間がそこにあるということを可能にできるようただの人間たちが頑張る姿にとっても打たれてしまう そういうことをずっと多分濱口竜介はやってきたんだね 最新のものが洗練されてより雄弁だけど、骨組みは昔からしっかりとあったんだな あまりにも親密さは無骨だけど
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