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ゼロ・グラビティのharu3uのネタバレレビュー・内容・結末

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

漆黒の無重力空間へと投げ出され漂流する宇宙飛行士の孤独を描く。
冒頭の船外作業の長回しシーンの時点で、3D料金をケチったことを心底後悔しました。どうかIMAX3Dでリバイバル上映を。。! ひたすら映像美を堪能する作品なので、鑑賞環境によって評価が別れそうです。

とはいえ映像の他にも見所はあって、中でもサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの確かな演技力には感嘆するばかり。ジョージ・クルーニーめっちゃいい男。ヒロインと同じようにずっと彼の声に勇気付けられ、生かされている心地でした。
最後まで明るく振る舞い、どこまでも広がる静かな海原へ点となって消えていった姿に『グラン・ブルー』を連想したりも。

そしてラスト。泥にまみれながらも大地を撫で、自らの足で力強く踏みしめる。サンドラ・ブロックを見上げるアングルで画面は暗転し、スクリーンに映し出される原題“GRAVITY”の文字。
かっこよすぎて鳥肌立ちました。
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