宝島DVDブックにて再見。
少年期に見ているのは間違いないのだが、どこで見たのか覚えてない。実は総集編映画を作ったのだが劇場公開されなかったのだと。お蔵入りして公民館等で上映されたというので、僕もそれで見たのかな?
テレビシリーズのニルスも大好きだったし、劇場版も楽しんだ記憶がある。
テレビシリーズは長い話数を用いて、粗暴なニルスが旅を通して優しさを覚えるのが魅力な話で、映画もそれが上手く編集されてたと思ってた。
ただ、大人になって見直したらだいぶ印象が変わっててビックリしたわ。
総集編映画として心情の変化とかもっと自然かと思ったけど、そーでも無かったわ(笑)
テレビの50話分の旅を1時間半にまとめた故にコンパクトになりすぎた感じかしら。旅の壮大さが無くなり気持ちの移り変わりが失われていることが意外だった。
その割に銅像に追いかけられるエピソードは結構尺を取ってる。エピソード的には削っても良さそうなのに。
あと思ったよりスラップスティックなことも驚いた。こんなだったっけ?
押井守が演出の一員で、監督が師匠の鳥海永行。
個人的に好きなのがワシのゴルゴが山火事ねピンチからニルスを救うシーン。ラピュタのフラップターでシータを救うシーンと競るくらい格好良い!