足らんティーノ

パトリオット・デイの足らんティーノのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
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ボストンマラソン爆弾テロ事件の経過を被害者と警官からの視点で描く。
カージャックから銃撃戦までのシーンは臨場感があり大迫力。

ただ結局のところ、この映画のラストで言われるような「悪vs善」ということではなく、アメリカが911の報復として国連憲章も国際法も無視しててアフガニスタンに侵攻し、多くの民間人を殺した「テロに対する報復戦争」がさらなるテロの悪循環を生んだ、という事実に向き合わなければ、イスラム教徒に対する憎悪を煽っているだけだ。

2024-37/字幕
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