ゆき

パトリオット・デイのゆきのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.8
服従と犠牲。

「町は逮捕を歓迎する人で溢れかえっています」。
危機を迎えてこそ、強く結託する。自衛心は経験して培われる。
実際に起きた悲劇を基に描かれているので、緊迫感で息が詰まった。
容疑者としていとも簡単に追われる身になった2人。行動の原因は色んな憶測が飛び交うが本当のことはわからない。
「ホテル・ムンバイ」も然り、悲劇を繰り返さない啓蒙として伝わっていくことが必要なんだろう。
日本はオリンピックイヤーを迎える、他人事には思えない一作でした。
ピーター・バーグ監督とマーク・ウォルバーグコンビの作品にもう少し触れてみたい。

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年に一度のビッグイベント「マラソン大会」が盛り上がりの最高潮を迎えた時、大爆発が起こり歓声は悲鳴に変わった。犯人逮捕までの102時間を描く。
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