2022年11月に再鑑賞しました。
よくこれだけ集めたなぁ…と感心するくらいのキャストが目玉!
◉極道のボス、ハ・ジョンウ
◉元税関職員のチェ・ミンシク
◉真面目な検事のクァク ・ドウォン
◉極道の小ボス、チョ・ジヌン
◉おかっぱ頭の若頭、キム・ソンギュン
◉まだ若くて細い、マ・ドンソク
再鑑賞も、めちゃくちゃ面白かったぁ!
そしてハ・ジョンウがメタメタかっこいい…のだけど、大叔父のイクヒョン(チェ・ミンシク)にいいように利用されたりして、ちょっと可愛くもあるのだ。
韓国には日本とは比べものにならないほど、目上の者への敬意の文化があるから、むげに出来ないのだ。それをいいことに、イクヒョンは組織に入り込み、組、そしてヒョンべを翻弄する。
ただ、ミンシク…さすがです。ちょっとした仕草や上目遣いのやらしさとかホント上手い。憎たらしくて笑っちゃうくらい。
まだ若くて普通の青年っぽいマブリーも役立たずっぷりとヘタレっぷりが新鮮で、拳なんか一切、振り下ろさないし、使わないのである!(フリだけだよ)
80年代が背景になっていることもあって、クラブ(ディスコ?)のシーンなんかは音楽も含めて懐かしい感じで面白かった。
そして本作で強烈な印象を残したのが、ヒョンべの右腕役のおかっぱ頭のチャンウを演じたキム・ソンギュン!ヘアスタイルのインパクトは凄かった。
とにかく豪華キャストがひとりも無駄になっていない稀有な作品のひとつです。マブリーは無駄になっていそうで、あれはあれでイクヒョンに頭の上がらない気の弱い役どころを上手く演じていたので、そこを考えると、無駄とは言えないのです。