菩薩

男たちの挽歌 IIの菩薩のレビュー・感想・評価

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)
3.5
清く正しく「思いの外前作がヒットした物でご要望にお応えして続編作ってみました」で感動したし、一作目で主役格殺してしまった場合の対処法としての「実は双子でした」は間違いなく正しい、ロックオン・ストラトスだ。前作より舞台も登場人物も増えたせいかとっ散らかっている分尚の事早すぎてやっぱりダイジェスト観てるのかと不安になった。かと思ったら「米食え!」のくだりにまぁまぁな時間割いてて偉いなと思ったが、その後で米以外の食材をめちゃくちゃ無駄にしていて憤慨した。特筆すべきはやはりラスト10分あたりのとにかく派手に殺ろうシークエンスか、日本刀まで出て来ちゃうし、武士道を感じさせる男の散り際の美学が炸裂している。川島省吾はちとふっくらしたしいちいちムカつく顔面をしているが、ティ・ロンが更にハゲ上がってて泣いた、スーツの肩幅がバブル。
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