アヤネ

サイド・エフェクトのアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024年128本目。
久々ジュード・ロウ見たいなーと思って見始めたんだけど、それよりなによりルーニー・マーラがめちゃ良かった!純真な若者だった「キャロル」のテレーズとはうってかわり、身勝手で狡猾で危ういエミリーを見事に表現してて拍手!…にしてもこの2作しか彼女を知らないもので、「ケイト・ブランシェットの次はキャサリン・ゼタ・ジョーンズなんてなんつー魔性の女…」とつい思ってしまった笑 ふたりの絡みのシーンはセクシーだったけど、あんなに必要だったかなーと疑問も。なんか誰かしらのヘキを感じる。お目当てのジュード・ロウについては登場早々の白衣姿だけで優勝。もうあれで私は元を取った。
自分がハメられたことに気づいてからのバンクスの巻き返しにはワクワクしたし、詐病のツケが回ってくるラストのエイミーには溜飲が下がったけども、全体としてはもうちょっとなにかしら欲しかったような気がするな。
キーになるシーバートのインパクトが弱いなーってのが物足りなさ感じた一番の要因かも。ふたりで組んでました!ってわかったときも「マジか!」じゃなく「ふーん」ってなっちゃったのよね。「夫に若い女と浮気されたばっかだったから〜元々女好きだったみたいだけど〜」っていうふたりが共犯関係になる理由も取ってつけたように思えてしまったし。
あとバンクスをカバンでいきなりどついたのは笑った笑 あの一瞬でシーバートがめちゃくちゃ頭悪く見えちゃって、まぁゆくゆくのこと考えたらそれでいいのかもしれないけど、なんとなくそれは残念でもあったな。
他のキャストでは、チャニング・テイタムはガンビットのイメージしかなかったんで普通の役やってんの見れてよかった笑
そんでディアドラ役のヴィネッサ・ショウ、名前どっかで聞いたことあるなーと思ったら「Go!Go!L.A.」のバーバラでびっくり。あんなキツい顔してたっけ?顔つきだけじゃなくバンクスへの当たりも割と常にキツめだったからか、ラスト元サヤに戻ってからも「良かったね」よりも「そうなんだー」くらいにしか思えなかったな。なんか上手くいってるように見えなかったんだよなあの夫婦。なんでだろ。
色々ぶつぶつ言ったけど最後にいいところ!エンドクレジットのBGMはとても好き!軽妙かつどこか含みのあるリズムが、作品の雰囲気とマッチしててすごくよかった〜!スクロールタイプじゃないクレジットとも合ってたね。良き良き。
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