阿呆

42〜世界を変えた男〜の阿呆のネタバレレビュー・内容・結末

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

メジャーリーガー初の黒人野球選手
ジャッキー・ロビンソンのノンフィクション
2時間でまとまりとても見やすい作品だった。

トイレに白人専用とかかれていたり、観客席にも有色人種専用エリアがある。普通の生活でも差別が根強い社会で彼は、野球で戦う。

そして、彼を選手に登録したドジャースの会長の白人のリッキーの想いに注目。
「右頬を殴られたら、左頬を殴られる勇気を持て」
「神は野球が好きだと思うか?君もいつか神の許へ。“なぜロビンソンとの試合を拒んだか”と聞かれ“黒人だから”と答えたら、神はお喜びにならんぞ!」
また、ドジャースの監督だったレオの
「自分は選手の肌が黄色であろうと黒であろうと構わない」
というロビンソン加入に反対するチームに喝を入れる言葉も凄く良かった。
野球を愛する心に差別なんて存在しないんだなぁ🥺

大谷翔平がメジャーリーグ活躍するにも、ロビンソンが白人至上主義の社会で勇敢に戦ったことから始まるんですね。メジャーリーグ全球団、永久欠番“42”がロビンソンを象徴。
サッカーの前園選手は「海外言ったら馬鹿にされるなんて当たり前。会話はわからないけど単語で悪口だとわかる。」と話していた。
今でも少なからず差別がある中で、純粋に技術を磨き、結果大勢から称賛される人たちがかっこいいなぁ。
色々あったけれどオリンピックの開催は感動的。応援してます🇯🇵
阿呆

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