「42」が何の数字かも知らないまま鑑賞しました。
アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号のことで、彼の偉業を讃え、現在はアメリカとカナダで永久欠番になっているそうです。
ジム・クロウ法(人種差別・隔離政策)を厳しく遵守するメジャーリーグで、黒人が選手として登録されることがどれほど大変だったか知ることが出来ました。
彼の忍耐力もさることながら、周囲の反対を押し切り黒人を入れたドジャースのゼネラルマネージャー、ブランチ・リッキーも凄い人でした。
紳士的な態度と優れたプレーで敵をねじ伏せるようアドバイスしていましたが、日本人メジャーリーガーもそんなところから地位を確立していったのかと思うと感慨深いものがあります。
このドジャースのマネージャーはハリソン・フォードが演じていますが、ぽっちゃり体型な上に、声色もぽっちゃりに寄せているところも何げにすごいです。