昔大好きだった映画をひさしぶりに鑑賞。
アメリカの高校のプロムを扱った王道青春ラブストーリー。
生徒会長で成績優秀、モテ男の主人公ザックが、プロムクイーン候補の彼女にフラれたことをきっかけに、悪友と賭けをすることに。
「どんな女の子でも数週間でプロム・クイーンにしてみせる」
という賭けの対象として選ばれたのは、黒縁眼鏡のネクラ女子レイニー。
男子が女子を品定めするようなストーリー、大人になった今観ると興醒めなんじゃない？ と思ったけれど今作に関しては大丈夫だった。
この手の映画の中ではやっぱり一番好きだな！ とっても可愛いラブストーリー。
ヒロイン役のレイチェル・リー・クックがとにかく可愛い。
主人公の悪友役がポール・ウォーカーなのもおいしい。ヒロインの弟役の子役はマコーレー・カルキンの実弟だったのね。
主人公のザックが基本的にいい子。レイニーに惹かれた理由も前半でちゃんと伏線が張られてる。
単に「眼鏡を外したら美人でした」「本領発揮していないだけで男性ウケする要素ありました」だけじゃない、互いに内面に惹かれたことがわかる演出なのがいいな！
一番好きなのは、それぞれ前に進めない要因だったこと（ザックは卒業後の進路のこと、レイニーは子どもの頃母を亡くしたこと）を、互いの存在がきっかけで乗り越えていく部分。
家族や友人、元カノも、わかりやすい悪役から理解のある人までバリエーション豊かで面白い！
とっても楽しい青春ラブストーリー、どこかで配信してくれたらいいのにな〜。
もっと多くの人に観てほしい作品。
