幕のリア

甘い鞭の幕のリアのレビュー・感想・評価

甘い鞭(2013年製作の映画)
2.5
斜めった細い字体のクレジットがオープニングを飾ると石井隆作品が始まったなと心の準備が促される。

SMとはもはや、体育会、スポ根か。
激しく体力が消耗される様子を注視し続けていると、明日はジムでいつもより多めのルーティンをこなしてみようとベクトルの誤ったモチベーションの向上に繋がった。

壇蜜の所謂"体当たり演技"なぞ遥かに超越した表現者としての使命感、気力と体力には感嘆。
彼女の覚悟が最大限に活かされる場が今後も生まれる事を切に祈る。

前貼りとボカシがどうしても気になる。
接写などカメラワークで処理して欲しかった。
石井隆作品という事で"ならでは"の構図など期待した映像は見られなかった。
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